はく離剤を使ってみた

塗装って外壁や屋根、内壁や自動車などの大型のモノに施すイメージでした。ですが、日曜大工を趣味程度にするようになり、小さなモノに塗料を塗れば、それはもう塗装なんです。実際、自分も塗装専門業者に相談から依頼、アフターサービスまで任せていますが、知識や技術を教わることもありますし、今、DIY向きに簡単な塗装も施せるので、チャレンジしています。簡単なモノでいえば、失敗しても残念だとは思わないであろう、そうしたモノに塗装したこともあります。その1つが、傘の柄の塗り替えでした。塗膜が剥がれたモノは塗り替えるだけでキレイにすることができます。単純に上からペンキを塗るだけでは塗膜の残っている部分との段差が跡になってしまうので、古い塗膜を落とし表面を滑らかにすることが大切です。剥げかけた塗膜はサンドペーパーで落とせますが手間が大変で、自分は塗るだけで塗膜をとかす「はく離剤」を使用しました。ただ、はく離剤は塗膜を剥がす性質上、再塗装の前に完全に除去しないとダメなんで、はく離剤を吸収してしまう木材などの素材は不向きです。自分が塗装した傘の柄はプラスチックや金属などの吸い込まない素材だったのでこの塗料を用いりましたが、そうでないなら、サンドペーパーを使うのが無難です。また、これはアドバイスされたからやっていますが、はく離剤を塗るときにナイロンのハケは使わないようにしています。できるだけ天然毛の筆やハケを取り揃えるようにしています。塗膜が溶けるのも意外に早く、テキパキとした作業が求められるので、最初のチャレンジとしてはいささかレベルが高いようにも感じてしまいました。