建物の塗り替えでは、木造住宅を含めて、板張りのパターンを知り、それに合わせて塗装することが必要です。簡単に説明すると、目地や継ぎ目に溜まったチリやホコリをそのままにして上塗りしてしまうことは、仕上がりに難が生じます。通常は、業者ならば、洗浄作業を先に施してくれます。水流を利用して、チリやホコリをキレイに洗い流して、乾燥させます。乾燥も自然乾燥なので、ブルーシートなどで外壁などは囲むようにしています。そうでなければ、せっかく汚れを落としたのに、風によって三度、チリやホコリが付いてしまうからです。もちろん、建物を建てるときに、そのような素材を選ぶことなく、目地の掃除(下処理)がしやすいものを選ぶのがよいでしょう。また、ペットを飼育しているお宅もあるでしょう。知人宅もそうですが、野良猫も住みつくようで、外壁などにマーキングをしてしまい、外壁が汚れてしまう問題もあるようでした。ニオイの問題もあるので、わが家も含めて、そうした汚れ落ちが簡単にできる建物の塗り替えを行うほうが、家を守ることに繋がると思います。汚れ防止、ニオイ軽減、こうした機能性の塗料が売られています。もちろん、ペットを飼育していれば、外壁に爪を立てることもあるでしょうから、素材によって欠けたり破損が見られるのなら、そこを補修しなければなりません。マーキングによって、外装や内装の表面が変色・変形しないように塗り替えるのも大切だと思います。